エクセルはどんな業務にもかかせないツールとなっており、企業規模に関わらず、多くの企業が導入されているかと思います。然しながら、関数やショートカットキーを駆使する方はいても、マクロ機能までを活用する方は中々おられないように思います。

私もマクロ機能の存在は知っていましたが、プログラミングをしなければならないことから、敬遠しておりました。然しながら、毎日の定型業務に時間をかけるよりも、多少苦労をしてでも、一度マクロを作ってしまい、自動化出来るようであれば、長期的にはかなり時間を短縮出来ると思い、取り組んでみました。

エクセルで定型業務を行っておられる方で、少しでも時間を短縮したいと思っておられる方はご参考頂ければ嬉しいです。

1. 結論、初心者がエクセルマクロVBAを使って業務効率化することは可能か?

結論からお伝えすると『簡単なマクロであれば、初心者でも作れるので業務効率化に繋がる』と思います。

ちなみに、私は普段、営業支援、購買業務を行っているのですが、ボタンをクリックするだけで、発注書を添付したメールを自動的に協力会社様に送付するマクロを作成出来ました。

作成には数時間ほどかかりましたが、FAXで行っていた作業を自動化することにより、1回の見積依頼や発注でかかっていた時間もかなり短縮され、自動化によってミスも無くなったので、作って良かったと思っております。

≪VBAによる成果(発注の自動化)≫
➀作業時間の短縮
4分/1件当たりの時間短縮(年間112時間削減想定)
➁紙、印刷、FAXコストの削減
22,968円/年間削減想定

2. そもそもマクロ機能とは何か

マクロとは、ソフトウェアに対する複数の操作、命令などを、一連の流れとして整理し、纏めた記録です。この記録を作成し、実行することで、記録内容を自動的に処理してくれるので、定型作業を省略することが出来るのです。

エクセルなどのOffice製品にもマクロ機能があります。記録の作成方法は2つあり、『VBA(Visual Basic Applications)と呼ばれるプログラミング言語での作成』もしくは『マクロの記録というプログラミングの必要がない記録方法での作成』です。4. 初心者の方のおすすめのマクロの作成方法にて別途説明できればと思います。

3. エクセルのマクロ機能で出来る業務効率化

まず、エクセルのマクロ機能で何が出来るのか、という事ですが、エクセルで手動で実施している操作は、ほとんど処理出来るようです。また、その範囲はエクセル内のみならず、Word,Powerpoint,Outlook,PDF,Webブラウザ,その他フォルダファイル等々、外部のアプリケーションやフォルダファイルの操作含まれます。

例えば、エクセルで作成した資料をPDF化し、指定フォルダに自動的に格納したり、WEBサイトの情報を自動で収集し、エクセルに転記することも可能になってきます。

4. 初心者の方のおすすめのマクロの作成方法

2. そもそもマクロ機能とは何かにてお伝え致しましたが、マクロの作成方法は2つあります。『VBA(Visual Basic Applications)と呼ばれるプログラミング言語での作成』もしくは『マクロの記録というプログラミングの必要がない記録方法での作成』です。

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5. まとめ

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